地域社会との関わり

蒲郡市との連携

再生医療のまちづくりを推進するために「再生医療産業化推進委員会」が2015年に設立されました。
J-TECは蒲郡市との協力のもと、再生医療の発展・普及に向けてさまざまな活動を推進しています。

2024年度の活動

小学生向け再生医療体験講座「夢の医療のしくみとふしぎ」

日時 2024年8月17日(土)
場所 J-TEC本社/西田川
参加者 蒲郡市の小学生(3~6年生)35名
内容

蒲郡市内の子供たちに向けて、再生医療に関する講座とワークショップを蒲郡市と共催しました。

〈再生医療講義〉

午前の部と午後の部の計2回実施し、合わせて35名の小学生と保護者のみなさんが参加しました。前半は、当社社員より再生医療に関する講義を行いました。顕微鏡を用いた細胞観察や製造作業のひとつの工程である細胞を数えるセルカウントゲーム、再生医療に関するクイズなどを通して、参加者は再生医療について積極的に学びました。

〈プラナリア採取・切断〉

講義後は、J-TEC本社の隣を流れる西田川で切られても再生する生物「プラナリア」の採取・切断を行いました。子供たちは講義で学んだことや、スタッフに教えてもらったことを思い出しながらプラナリアの観察を楽しんでいました。

参加者からは「再生医療について考えるきっかけになった」「近所にある施設での取組みに興味が持てた」といった感想をいただき、参加者にとって再生医療を身近に感じるきっかけになったことが伺えました。

再生医療講義
再生医療講義
プラナリア採取・切断
プラナリア採取・切断
2023年度の活動

日本再生医療学会総会 中高生のためのセッション

日時 2024年3月22日(金)
参加者 学校法人海陽学園 海陽中等教育学校の生徒 8名
内容

第23回日本再生医療学会総会『中高生のためのセッション』に蒲郡市の高校生が挑戦!
当社は再生医療の現状を知りたいという生徒の要望に応えて、出張講義などを通じて交流しました。

詳細はこちら

再生医療市民講座「未来の医療とまちを作る」~蒲郡での挑戦と今後の展望~

内容

挑戦1「蒲郡市の再生医療のまちづくり」

発表者: 池田 高啓(蒲郡市産業推進部長兼市民病院事務局ヘルスケア推進監)

挑戦2「再生医療の現場について」

発表者: 久保 良二(蒲郡市民病院皮膚科部長)

「若者の考えた未来の再生医療の紹介」

発表者: 学校法人海陽学園 海陽中等教育学校の生徒

「再生医療のまち蒲郡」に関する座談会

パネリスト:
鈴木 寿明(蒲郡市長)
城 卓志(蒲郡市民病院最高経営責任者)
小澤 素生(蒲郡商工会議所 会頭)
畠 賢一郎(株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング 代表取締役社長執行役員)

夏休み特別企画!小学生向け再生医療講座&ワークショップ

日時 2023年8月5日(土)、8月16日(水)
場所
  • J-TEC本社
  • 西田川
  • 蒲郡市 生命の海科学館
参加者

8月5日(土)

  • 蒲郡市の小学生(3~6年生) 10名

8月16日(水)

  • 蒲郡市を中心とした東三河の小学生(3~6年生) 午前21名、午後16名
内容

地域社会の子供たちに向けて、再生医療に関する講座とワークショップを蒲郡市と共催しました。今年度は数年ぶりに大人数で開催できました。

はじめに当社社員による講義を通じて、再生医療に関する理解を深めていただきました。その後、セルカウント体験や顕微鏡観察、移植体験など、当社ならではの企画に参加いただきました。
普段聞きなれない「再生医療」の講義にも真剣に耳を傾け、企画にも積極的に取り組む子供たちの様子が印象的でした。

実際に、「楽しかったし、プラナリアが好きになった」「将来、再生医療の仕事に就きたい」「移植体験ができて楽しかった。子ども目線で、わかりやすく再生医療の説明が聞けて実験ができて楽しめた。」などの感想をいただき、子供だけでなく、親御さんまで楽しんでいただけました。

<開催概要>

8/5(土)「夢の医療のしくみとふしぎ」(蒲郡市と共同開催)
『再生医療について学び、西田川でプラナリアを探してみよう!』

  • 再生医療とは(講義)
  • 間葉系幹細胞を見てみよう(顕微鏡を使用した観察)
  • セルカウントに挑戦!
  • プラナリアを探してみよう in 西田川

間葉系幹細胞の観察や、模擬細胞を数えるセルカウントゲームを行いました。普段目にすることのない細胞を観察したり、細胞の数を正確に数えることに挑戦したりして盛りあがりました。その後、J-TEC本社の隣を流れる西田川で、切っても死なない生物「プラナリア」の採集・切断に挑戦しました。

8/16(水)「夢の医療のしくみとふしぎ」(蒲郡市と共同開催)
午前『プラナリアを観察しよう!』

  • J-TECの仕事とは(講義)
  • 顕微鏡を使ってプラナリアの観察をしよう(顕微鏡を使用した観察)
  • 参加した感想を書いてみよう

「プラナリアはなぜ再生するのか」という講義と、当社の仕事について紹介した後、顕微鏡でプラナリアを観察いただきました。自分で育てたプラナリアを観察する子、その場で切断したプラナリアを観察する子、プラナリアの動きを観察する子など、それぞれの視点で楽しんでいただきました。

午後『わくわく!再生医療をみんなで学ぶ』

  • 再生医療の説明
  • 移植手技体験(軟骨、角膜)

当社新入社員による企画でした。再生医療の製品が作られて患者さんに届くまでについて説明した後に、和紙を用いた角膜移植体験、寒天を用いた軟骨移植体験を実施しました。医師になった気分で、再生医療のリアルな流れを知っていただきました。

2022年度の活動

小学生向けワークショップ「これでみんなも再生医療マスター!」

日時 2022年8月24日(水)10:30-11:30,13:30-14:30
場所 蒲郡市 生命の海科学館
参加者 小学校1年生から6年生 計20名
内容

ワークショップ

  • 再生医療の説明
  • 移植手技体験(皮膚、軟骨)

近隣の小学生を対象にサイエンス・ワークショップを開催しました。まず当社の概要と再生医療等製品の製造方法・治療例について説明した後に、ライスペーパーを用いた表皮移植体験、参加者が作製したスライムを用いての軟骨移植体験を実施しました。
参加者からは、「再生医療の言葉は知っていたけど、詳しい内容はよく知らなかったので、この体験でよくわかりました。」と感想をいただき、子供から大人まで楽しんでいただけたようです。

2021年度の活動

1ヶ月で再生医療を楽しく学べる!蒲郡のまちを題材にした
「再生医療の日めくりカレンダー」公表のお知らせ

日時 2022年4月11日(公開)
内容

小学生の皆さんに「再生医療」を学び親しんでいただけるような再生医療の日めくりカレンダーを作成しました。
毎月繰り返し使用できる日めくりカレンダーです。
ぜひ、以下サイトよりダウンロードしてご活用ください。
URL https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/sangyo/saisei-calendar.html
(※蒲郡市のサイトにリンクします)

2020年度の活動

再生医療のまち蒲郡トップ対談

日時 2021年2月17日(水)収録
参加者 蒲郡市 市長 鈴木 寿明様
蒲郡市民病院 最高経営責任者 城 卓志様
蒲郡商工会議所 会頭 小池 高弘 様
当社代表取締役 社長執行役員 畠 賢一郎
内容

蒲郡市長らと、これまでの取り組み、今後の再生医療のまちづくりへの想いや展望を語り合いビジョンを共有する対談を実施し、動画で配信。

2019年度の活動

夢の医療を知ろう!

日時 2019年8月3日(土)、8月10日(土)(全2回の連続講座)
場所 J-TEC本社、蒲郡市生命の海科学館
参加者 蒲郡市内を中心とした小学生(3〜6年生)、30名
内容

8/3(土)第1回『西田川でスーパー再生生物を探せ!』

  • 再生医療とは(講義)
  • 自分の細胞を見てみよう
  • 切っても死なない生物、プラナリアをつかまえて切ってみよう

8/10(土)第2回『魔法の皮膚に触ってみよう!』

  • 第1回の講座で切断したプラナリアの観察
  • J-TECの仕事体験(セルカウントゲーム・自家培養表皮(模擬品)の移植体験)
  • 「再生医療のゆめ」発表

実験などの体験活動を通じて再生医療を楽しみながら学ぶ体験講座「夢の医療を知ろう!」を開催しました。
J-TEC本社の隣にある西田川に生息する再生生物“プラナリア”を採取・切断し、1週間後にプラナリアの「再生」を確認しました。その他にも、自分の細胞やiPS細胞の観察、自家培養皮膚の移植体験を通じて、再生医療を学習しました。講座の最後には、参加者が考えた「再生医療のゆめ」を発表しました。「あざを再生医療で治したい」、「生まれつき指が少ない人の指を再生してあげたい」など、たくさんのゆめが語られました。
参加者からは「プラナリアの採取から教室での授業まで、いろいろ体験できてよかった」、「プラナリアへの愛着が湧いた」など、様々な感想が寄せられました。

2018年度の活動

再生医療市民講座「細胞で生命を救う-小児がん治療の最前線-」

内容

講演「細胞で生命を救う-CAR-T細胞療法実用化の展望-」
講師:高橋義行氏(名古屋大学大学院医学系研究科小児科学教授)

取組紹介「蒲郡市の再生医療のまちづくり」
発表者:飯島伸幸氏(蒲郡市企画部長)

展示「未来へつなぐ再生医療の夢」

主催 蒲郡再生医療産業化推進委員会

めざせ未来の研究者!!「わくわく♪再生医療講座」

日時 2018年8月25日(土)、9月8日(土)(全2回の連続講座)
場所 J-TEC本社、蒲郡市生命の海科学館
参加者 蒲郡市の小学生(4〜6年生)、22名
内容

西田川でスーパー再生生物を探せ!(8/2、1回目)

  • 再生医療とは(講義)
  • 自分の細胞を見てみよう
  • 切っても死なない生物、プラナリアをつかまえて切ってみよう

魔法の皮膚に触ってみよう!(9/8、2回目)

  • プラナリアの観察
  • セルカウントゲーム
  • 皮膚の移植を体験しよう

再生医療について楽しみながら学ぶ、小学生を対象とした体験講座を開催しました。J-TEC本社の隣にある西田川に生息する再生生物“プラナリア”を切断し、飼育後、顕微鏡で観察しました。その他にも、自分の細胞を観察したり、培養皮膚の移植体験を行いました。講座の最後には、皆さんに書いていただいた“再生医療の夢”を発表しました。「再生医療でがんを治したい」、「再生医療で今まで治らなかった病気を治したい」など、たくさんの再生医療の夢が共有されました。参加者からは「プラナリアの再生能力はすごい」、「再生医療について勉強できた」などの声が寄せられました。

2017年度の活動

高校生派遣

日時 2018年3月21日(水・祝)
場所 第17回日本再生医療学会総会 パシフィコ横浜
参加者 蒲郡近辺の中学生、高校生 計27名
内容
  1. ①講演「再生医療医学の現状と未来」・交流会
    西田幸二 氏(大阪大学大学院 医学系研究科 教授)
  2. ②中高生によるポスター発表の見学
  3. ③J-TEC社長に聞く!「再生医療の世界で働くということ」
  4. ④企業展示ツアー

再生医療の最先端の知見が集結する再生医療学会総会の「中高生のためのセッション」へ蒲郡市近辺の中高生が参加しました。参加した生徒の皆さんからは、「同年代の学生が研究発表している姿に刺激を受けた」、「今回のツアーは将来の具体的なキャリアビジョンを考えるきっかけとなった」、「再生医療への関心が世界レベルで高まっていることを実感した」などの感想が寄せられました。

考えよう再生医療「iPS細胞でイノチをつくれる?」

日時 2017年11月3日(金)
場所 蒲郡商工会議所
参加者 一般の方(学生の場合、高校1年生以上)21名
講師

京都大学大学院医学研究科 生体構造医学講座機能微細形態学 教授 斎藤通紀 氏
レクチャー1「精子・卵子を創る研究とは」

東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 生命倫理研究分野 准教授 神里彩子 氏
レクチャー2「研究をとりまく倫理的課題」

テーマ

iPS細胞で作った精子と卵子の 受精について考えよう
精子・卵子を使った研究の是非について考えよう

内容 再生医療の倫理的課題について学び、語り合うワークショップを開催しました。
斎藤先生、神里先生に最新の研究内容・倫理を取り巻く規制についてレクチャーいただいた後、5〜6人の小グループで各テーマについてディスカッションしました。ディスカッション時間を延長するほどの熱い意見交換が行われました。

夏休み体験講座「再生医療ってなぁに?」

日時 2017年7月22日(土)、8月5日(土)(全2回コース)
場所 J-TEC本社、蒲郡市生命の海科学館
参加者 蒲郡市の小学生(4〜6年生)17名
テーマ

1回目「西田川でスーパー再生生物を探せ!」
2回目「魔法の皮膚に触ってみよう!」

内容 再生医療について楽しみながら学び親しんでもらうため、小学生を対象とした全2回コースの夏休み体験講座を開催しました。 J-TEC本社の隣にある西田川でスーパー再生生物プラナリアを採取・切断し、自宅で飼育しました。2週間後の講座では顕微鏡を用いてプラナリアを観察し、「再生」を体感しました。参加者からは「プラナリアの再生能力はすごい」、「再生医療はすごい」などの声が寄せられました。
2016年度の活動
  • 小学生のための再生医療体験講座を開催しました
  • 生徒派遣「再生医療ラボ見学ツアー」を実施しました
  • 市民講座「夢の医療を当たり前の医療に-再生医療のまち蒲郡-」を開催しました
2015年度の活動
  • 蒲郡再生医療産業化サミットを開催しました
  • 市民講座「再生医療を知っていますか?」を開催しました
  • 生徒派遣「日本再生医療学会総会、市民公開講座」を実施しました